中国語 資格

【2020年5月更新】HSK6級と中検準1級の難易度比較

2019年3月2日

こんにちは!トリじょ(日英中トリリンガル女子)のマミです。

 

中国語の代表的な資格試験、HSKと中国語検定(中検)。

様々な級がある中で、中国語を武器にしたい学習者が目指す最終レベルは、HSK6級と中検準1級になるかと思います。

 

そこで今回は、HSKと中検の特徴をご紹介しつつ、トリじょの学習経験をもとに、HSK6級と中検準1級の難易度を比較していきます。

 

本ブログが中国語学習者にとって有益な情報になれれば幸いです。

はじめに(自己紹介)

本題に入る前に、わたくしことトリじょの自己紹介を簡単にさせていただく。

  • (学歴)東京外大英米科卒、北京・清華大学にて語学留学(2年間)
  • (職歴)大学卒業後は英語講師、翻訳業に従事。現職は駆け出し社内通訳者。
  • (中国語資格)HSK6級、中検準1級、HSKK(HSKのスピーキングテスト)高級 ※英語資格等についてはこちら

 

東京外大英米科卒業後、通訳者になることを視野に英語講師&翻訳業に従事。

20代最後に北京・清華大学にて2年間語学留学し、帰国後は英語&中国語(英語メイン)を使用するベンチャー企業に就職。

2020年現在は駆け出し日英通訳者しながら、ブログ副題の通り「で中国語キャリアを模索中」である。

 

以上のように、大学卒業後一貫して語学キャリアを積んできたものの、中国語の勉強開始時期は20代後半。

HSK6級&中検準1級取得したのも、北京・清華大学で語学留学していた時である。

 

留学のきっかけや中国語留学については、下記記事をご参照いただきたい。

【2020年1月更新】中国語力ゼロで中国留学してみた①

HSK&中検の特徴

HSK6級と中検準1級を比較する前に、HSKと中検の特徴を簡単に説明する。

HSK(漢語水平考試)とは?

HSKとは、中国政府公認、世界基準の中国語資格

「世界基準の資格」という意味で中国語版TOEFLとも言えるが、最大3技能(リスニング、リーディング、ライティング)を測る試験のため、スピーキング力は測定できない。

 

HSK6級にはリスニング、リーディング、ライティングの計3技能の試験があり、各パート100点、合計点180点以上(300点満点)で合格。

漢字圏に属する日本人はリーディング&ライティングで得点しやすく、非漢字圏の受験者と比べて難易度が比較的低いテストと言える。

具体的には、中国語無学習の日本人でも、HSK6級のリーディング問題がある程度理解できる。

 

例えば、以下はHSK公式HPに掲載されているHSK6級リーディングのサンプル問題である。

【2020年5月更新】HSK6級と中検準1級の難易度比較

 

1行目「每次坐长途汽车,我总是希望和美女同坐,但是,每次都会失望,这次也一样提着大包小包的老太太坐在了我的旁边。」をご覧頂きたい。

日本語と同じ「毎次、希望、美女、失望、大包、小包、老」が理解でき、「毎回、美女を希望、毎回、失望、大きな包みと小さな包みの老人」という内容が予測される。

実際、1行目の意味は「長距離列車に乗るたびに、美女と同席したいと常に思うのだが、毎回がっかりする。今回も、たくさんの荷物を持ったおばあさんが私の近くに座った」であり、その予測は正確度が低いにしても、間違いではない。

 

HSK6級取得までに必要な学習時間は個人による。

が、トリじょが北京で出会った日本人留学生の多く(社会人留学生メイン)は、留学後6か月~1年以内にHSK6級合格を果たしている。

実際トリじょも、中国語力ゼロで北京留学し、3か月後に5級、6か月後に6級取得した。

 

ちなみに、同じHSK6級も合格点(180点)ギリギリで合格した中国語力と、満点近くで合格した中国語力に圧倒的なレベル差あるため、HSK6級合格した学習者は、総合点アップを目標に、中国語力を磨き続けるのも一案である。

中検(中国語検定試験)とは?

中国語検定試験(中検)とは、日本語を母語とする中国語学習者を対象とした中国語資格。

簡単に言えば英検の中国語版で、HSKとの大きな違いは以下2点である。

  1. スピーキングの試験あり(準1級&1級の二次試験)
  2. 翻訳&通訳能力が要求される

 

特に「2. 翻訳&通訳能力が要求される」については、英検にもない中検特有の特徴で、かつ難易度が低くない

例えば、以下は中検準1級の翻訳サンプル問題である。

【2020年5月更新】HSK6級と中検準1級の難易度比較

文体が新聞まで堅くないものの、インターネットのニュース程度にはフォーマルな翻訳が求められるのだ。

 

ちなみにトリじょが中検準1級合格した2016年は、2次試験で出題される通訳問題の方が、1次試験の翻訳問題より難易度低めだった

面接官がゆっくり話す短い&簡単な日本文を、ゆっくり中国語に変換するテストだったので、通訳というより翻訳に近い気もする。

HSK6級と中検準1級の難易度比較

結論:HSK6級と中検準1級のサンプル問題からも分かる通り、中検準1級の方がはるかに難しい

 

実際、中検公式HPでは以下の対比表が掲載され、中検準1級がHSK6級より難易度高いことが示されている。

【2020年5月更新】HSK6級と中検準1級の難易度比較

 

トリじょの場合、HSK6級を初めて合格した時の点数は219点(300点満点)、その直後に受験した中検準1級は惨敗。

リスニング力&翻訳力(≒語彙力)が圧倒的に不足していた。

その1年後、HSK250点の実力で中検準1級にギリギリ合格

 

ちなみに、日本帰国後受験した中検1級の点数は127点(合格点170点)で惨敗。

【2020年5月更新】HSK6級と中検準1級の難易度比較

中検1級の難易度は非常に高いので、短期的な目標にするのではなく、長期的な学習スケジュールで、趣味に近い形で目指すことをおススメする。

おわりに

これで「【2020年5月更新】HSK6級と中検準1級の難易度比較」はおしまいです。

 

中国語資格取得を目指す読者は、まずHSK6級を合格し、総合点を240点程度にアップさせてから、中検準1級に挑戦することをおススメします。

中国語学習者はまだまだ少ないですが、一緒に頑張りましょう!

 

記事更新の励みになりますので、トリじょのTwitterをフォローしてもらえると嬉しいです。

  • この記事を書いた人

Mami@Trilingual in JP, EN and CH

中国語キャリア模索中のアラサー駆け出し日英通訳者。超論理思考の夫に日々脳トレしてもらう、非キラキラ系コンサル妻。2020年4月第1子出産。 Fledgling English-Japanese interpreter, seeking for Chinese career as +α. At the same time, wife who has a consultant husband with ultra-logical thinking. And mother who gave birth in April 2020.

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