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トリ女の転職:某大手SNS企業、通訳・翻訳職

2019年5月20日

こんにちは!トリ女のマミです。

今回は「トリ女の転職」と題して、某大手SNS企業の通訳・翻訳職の年収や選考プロセスをご紹介します。

ちなみに2019年5月20日(月)現在でも絶賛求人中なので、ご興味のある方は是非受けてみてはいかがでしょうか。

通訳・翻訳職はなかなかマニアックなお仕事で、通訳スキル・経験に対する給与の相関関係などの情報量が多くありません。

そこでトリ女の体験交えながら、本ブログでお仕事情報積みあげていくことで、「スキルが高いのにお給与が見合ってない」などのアンハッピーな状況をできる限り回避し、限られた時間の中、皆さまの円滑な転職活動の一助になれれば幸いです。

ちなみにトリ女はこのお仕事、書類選考落ちでした。

その理由は後ほど。

はじめに

下記記事にも書きましたが、現在トリ女、マイペースに転職活動中です。

www.tri-girl.com

その理由はシンプルで、海外企業との関係変化で、英語(特に通訳)のお仕事が減りつつあるためでです。

一応正社員なので「英語のお仕事減ったから即雇用契約終了!」とはなりませんが、雇用は安定しているものの(現職ありがとうございます)、自分の強み(語学)を発揮できる機会がなかなかないのも歯がゆい。

また本記事では詳細書きませんが、入社前に説明されていたことと異なる点があり、ここ1年以上給与交渉していたものの、当時の関係者の退職などでなかなか進まなかったのも転職の一要因。

通訳の経験を積ませていただき大変感謝しているものの、長期的に働く職場ではないのかなあという結論に達しています。

労働条件

それでは早速、お仕事の待遇を見ていきましょう。

  • 職種:英語/通訳翻訳(海外メディア取材対応・イベント通訳等)
  • 雇用形態:契約社員
  • 想定年収:400万円~700万円(月給制)※みなし残業時間42時間を含みます。
  • 勤務時間:10時00分~18時30分(実働7時間30分)
  • 休日休暇:完全週休2日制(土・日)、祝日、年次有給休暇など

ネームバリューある企業で多くの応募があるためか、みなし残業42時間含んだ想定最低年収400万円は、高いとは言えないですね。

実際、年間休日120日と想定して、「労働日数245日×8時間+42時間×12か月」の計2,464時間で年収400万円で割ると、時給1,623円

現職で販売のお手伝いをしてくださる派遣社員の時給が1,800円なので、通訳・翻訳という高度な語学スキルを求められるわりに、条件は・・・です。

ちなみにこのお仕事を紹介してくれた、人材派遣会社の方によると、通訳部署の平均残業時間は20時間前後だそう。

なので上記の時給計算よりは、多少高くなるとは思う(と言っても約1,800円)。

通訳・翻訳内容は下記の通り。

全社対応の社内通訳翻訳者として、現場レベルの社内会議から役員レベルの会議通訳、大型カンファレンスや出張同行での通訳、また様々な社内外向け文書翻訳を担当していただきます。

通訳と翻訳の比率は時期にもよりますが、おおよそ通訳6割~7割:翻訳4割~3割となります。

<社内通訳>

  • 定例の開発系/企業経営系会議全般: エンジニアリング/デザイン/企画/マーケティング/ブランディング/セールス/バックオフィ

ス 等

  • 社内イベント(New Year Kick-off Meeting/tech-talk/国内外でのworkshop 等)

<社外通訳>

  • 社外イベント(Conference/Dev Day/Biz-solitions Day/ Intertrust Security Summit 等)
  • 記者会見/決算発表
  • 海外出張同行
  • 社外会議各種 等

<社外向け翻訳>

  • 技術系/企業経営系のあらゆる文書

要するにいろいろやってもらいますということでしょうね。

最後に応募資格をみていきましょう。

<必須>

  • 英語:ネイティブレベル
  • 「日英通訳/翻訳」という職業において実務経験2年以上又は通訳翻訳に関する専門学校等でスキルを習得している方
  • インターネット業界でのご経験、強い興味、知識のある方
  • 出張への同行が可能な方

<歓迎スキル・経験>

  • 通訳/翻訳の学位保持者もしくは通訳/翻訳の訓練学校を修了している方
  • 同時通訳が出来る方 ※国籍不問、外国籍の方は日本語ビジネスレベル

トリ女、少なくとも必須条件には当てはまるということで、人材派遣会社に推薦状を書いていただき、書類選考に進みました。

選考プロセス

選考プロセスは下記の通りで6段階あります。

  • 書類選考(日本語及び英語の履歴書・職務経歴書)
  • 在宅テスト
  • 一次面接+通訳テスト
  • 二次面接
  • 最終面接
  • バッググラウンドチェック(採用調査) ※応募者のご同意後、第三者機関に委託して行われます
  • 内定

「バックグランドチェック」が若干気になるのはさておき、この何重もの選考プロセスを考えると、よほど厳選しているのか、競争率が高いのかもしれませんね。

おわりに

 冒頭にも書きましたが、トリ女書類選考落ちでした。

それでも、この企業に感謝しているのは具体的に理由を教えてくれた点

なぜならトリ女、転職回数も多く、中国留学2年行ったりと、結構やんちゃしているためか、書類選考時は「総合的に判断して」お見送りと言われることが多いので(受け取る人によっては、全面否定に聞こえるかも)、具体的に理由を教えていただけるのは大変ありがたい。

具体的な理由さえわかれば、改善できるので。

ほか応募者と比べて通訳・翻訳歴が短い、ことが書類選考落ちの理由でした。

翻訳歴3年、通訳歴1.5年のトリ女では、まだまだ経験が足りなかったようです。

今回トリ女はご縁がありませんでしたが、待遇面がさほど良くないかもしれませんが、いろんな経験を積ませていただけそうな企業だとは思います。

ご興味ある方は、書類選考だけでも受けてみられてはいかがでしょうか。

ブログ更新のモチベーションになりますので、

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  • この記事を書いた人

Mami@Trilingual in JP, EN and CH

中国語キャリア模索中のアラサー駆け出し日英通訳者。超論理思考の夫に日々脳トレしてもらう、非キラキラ系コンサル妻。2020年4月第1子出産。 Fledgling English-Japanese interpreter, seeking for Chinese career as +α. At the same time, wife who has a consultant husband with ultra-logical thinking. And mother who gave birth in April 2020.

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